キング・クリムゾンと並んで、プログレッシヴ・ロックを代表するバンドが、ピンク・ロイドです。ディープなロックの入り口のようでもあり、実際のピンク・フロイドの音楽も、AAABAやABCで1コーラスとなる歌を3回繰り返して終わりというアメリカン・ソングフォームを超越していきます。好き嫌いはともかく、ロックファンの方でピンク・ロイドのアルバム『狂気』を聴いたことがない人などいないのではないでしょうか。

今回は、そんなピンク・フロイドが大量に発表してきたアルバムのうち、名盤であるとともに高額での買い取りが見込めるものをご紹介させていただきます。

■神秘 A Saucerful Of Secrets (1968)

ピンク・フロイド創世期、バンドの中核をなしていたシド・バレットというメンバーがいました。デビュー作ではバレットがほとんどの曲の作詞作曲を行い、その幻想的な世界観は以降のピンク・フロイドのカラーとなってきます。しかしバレットは麻薬中毒であり、デビューアルバム『夜明けの口笛吹き The Piper at the Gates of Dawn』1作でバンドを離れてしまいます。

『神秘』はピンク・フロイドのセカンド・アルバムで、この時点でバレットはバンドを離れていました。バレット在籍時にはまだ粗削りだったバンドの演奏技術が格段に向上し、ドアーズのデビュー作『The Doors』やジミ・ヘンドリックス『Electric Ladyland』に匹敵するほどの完成度を持つサイケデリック・ロックの名作になっています。

ピンク・フロイドのアルバムはジャケットまで作品のひとつと言いたくなるほどに見事なアートワークのものが多いですが、それはこのセカンド・アルバムから始まりました。オリジナルLPは超高額必至、オリジナルでなくともLPというだけで高額取引されている1枚です。

■ウマグマ Ummagumma (1969)

2枚組LPで、1枚がスタジオ録音の新曲、1枚がライブ録音です。ライブ録音が恐るべき内容で、ファースト・アルバムに収録されていた「天の支配」は同曲とは思えないほどの幻想を醸し出し、「ユージン、斧に気をつけろ」はコントラストを明確にした強烈な演奏に度肝を抜かれます。いずれも、それまでの音楽ではとても聞く事の出来なかった楽曲や演奏の連続で、これがピンク・フロイドの最高傑作でしょう。初期のピンク・フロイドはテクノロジー頼りのバンドではなく、演奏や楽曲で新しいサウンドを提供していた紛れもない「プログレッシヴ」なバンドだったのです。

「合わせ鏡に映り込む人の姿が入れ違っていく」というジャケット・デザインも秀逸なだけに、やはりCDではなくLPで入手したい作品のひとつ。LPはオリジナル盤や日本盤を問わず、高額で取引されています。

■狂気 The Dark Side Of The Moon (1973)

ピンク・フロイドどころか、プログレッシヴ・ロック全体でももっとも有名なアルバムではないでしょうか。世界で5000万枚以上のセールスを記録した怪物アルバムです。初期のサイケデリックなムードが後退し、サウンド・ギミックが目立つようになっています。

時計の音、リング・モジュレーターを使ったそれまでにないシンセ・サウンド、コラージュなど、それまでのロックではあまり聴かれなかったテクノロジー面での先鋭さやシュールレアリスム的なアイデアが耳に残る作品でしたが、発表から50年近くが経過してから聴くと、むしろブリティッシュ・トラッドのような穏やかでレトリックな音楽的骨子に耳を奪われます。

これだけ売れたアルバムにもかかわらず、LPは今も人気があって価格が下がりません。オリジナル盤は当然のように高額、それ以外のものでも封入されているポスターとステッカーの仕様が国やバージョンによって異なるため、それぞれが相応の値段で取引されています。

■炎〜あなたがここにいてほしい Wish You Were Here (1975)

ピンク・フロイドは初期のサイケデリック期と途中からのプログレッシヴ・ロック期では、音楽性が明らかに異なりますが、どこで変わったのでしょう。音楽だけでいえば、アルバム『原子心母 Atom Heart Mother』以降をプログレ期とするのがひとつの目安でしょう。そして、サイケデリック期の最高傑作を『ウマグマ』とすれば、プログレ期の最高傑作はこれではないでしょうか。

プログレ期のピンク・フロイドの音楽は、ギミックを除けば、ブリティッシュ・トラッドとジャーマン・シンセのハイブリッドのような響きをしています。ミュージック・コンクレートやコラージュというギミックに頼らずに音楽としてのクオリティで勝負したら、『原子心母』以降の作品で、シンセ音楽とトラッドの双方の魅力を存分に引き出せている点が、このアルバムの素晴らしさと思います。

特殊ジャケットでもあり、名盤ながら『狂気』ほどの出回り数ではないため、近年かなり価格が高騰している1枚です。

■ピンク・フロイドのアルバムはジャケットアート自体がすでに作品

今回取り上げた4作品のジャケット・デザインは、すべてヒプノシスによるものです。ヒプノシスはこのほかにもピンク・フロイドのアルバムジャケットを数多く手がけており、いずれもジャケットアートだけでひとつの作品と言えそうなほどの素晴らしい出来栄えなので、CDではなくLPで揃えたいものです。

もし、ピンク・フロイドのLPを譲ろうと思っていらっしゃる方がいましたら、その価値が分かる専門の買い取り業者に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

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